YTT200を受講し、ハタヨガを中心に学んできました。
今日のヨガにはいろいろなヨガがあり、ハタヨガ以外にいったいどんなヨガがあるのか気になったので調べました。
アシュタンガヨガとは、シュリ・K・パタビジョイス師によって南インドの街、マイソールシティで教えられていたものです。
確かに、運動量は多めで、中級者から上級者のヨガとも言われていますが、ヨガの経典(ヨーガ・スートラ)に書かれているアシュターンガ(八支則)に則ったスピリチュアルなプラクティスです。
他のヨガに比べて動きも激しいためかなりの運動量があります。また、呼吸法などもあるため、ダイエットに効果のある有酸素運動でもあります。筋力アップ、代謝アップ、自律神経の安定など体を健康にしてくれるだけでなくダイエット効果が高いというのがアシュタンガヨガの特徴ではないでしょうか。
アシュタンガヨガのポーズには、シルシャーサナがあります。集中力UP・姿勢改善・頭もスッキリ、瞑想にも適したポーズです。ただし、勢いでやろうとすると危険なポーズなので、土台がしっかりするまでは指導者に習って練習するようにしたほうが良いとのこと。
【アシュタンガヨガのポイント】
・リラックス効果・代謝アップ、筋力アップ・自律神経を整える
パワーヨガの発祥は米国のロドニー・イー氏。アシュタンガヨガをベースに現代人の体型やライフスタイルに合わせ、様々なヨガをミックスさせて作られており、現代風にアレンジして展開されています。
ハリウッドをはじめ世界中のセレブが美容法に取り入れているヨガで、それがきっかけとなり、90年代ごろから世界中で人気となっています。(ハリウッドヨガと呼ばれることもあります)
運動量が多いパワーヨガは、エクササイズを目的とするなら最適なヨガ。発汗も高く、運動不足を解消して強靭な身体をつくりたいなどの要望に応えてくれます。
パワーヨガのポーズには、サイドアングルがあります。足、お尻、腰、腹部の引き締め、股関節が開き背筋を伸ばし消化機能を高めます。胸周りが伸び深い呼吸が行いやすくなり疲労や不安を緩和といった効果もあります!
【パワーヨガのポイント】
・肉体強化、筋力アップ・集中力アップ・ダイエット効果
アイアンガーヨガとは、アイアンガー師によって編み出されたヨガのメソッドをいいます。
解剖学的な視点から、体の方向性やバランスを観察しながら、一つひとつのポーズを丁寧に行います。
肉体と精神の柔軟性やリラクセーションを得ることに加えて、強靭さとスタミナを増進させ体の歪みを正していくことに重きをおいています。さらに、ヨガ初心者であっても、様々な道具類を使うことでヨガの効果を最大限に引き出せる点が、他のヨガとの大きな違いと言えます。
アイアンガーヨガの代表的なポーズには、ダウンドッグがあります。ベルト、ブリックといった補助グッズを使ってより効果を実感することができます。手と足でバランスをとり、腕や足をはじめとして、骨盤や肩まで幅広く調整していくポーズとなっていて、全身を安定させ、疲れにくい身体づくりをする上で非常に効果的なポーズです!
【アイアンガーヨガのポイント】
・誰でもできる(初心者の方や高齢者の方にも人気)・集中力アップ・マイペースに取り組める
元々西洋医学の医師だったスワミ・シバナンダ師によって創設された、呼吸法から太陽礼拝、12 の基本ポーズ、瞑想、チャンティング、をバランスよく行う伝統的なヨガの一つです。
心と体の健康を高め、精神状態も整え、スピリチュアリティを高めるのに効果を発揮します。特にポイントとして挙げられるのは、1 つ 1 つの基本ポーズの間に「シャバアサナ」を必ず入れるところ。
これはそれぞれのアサナの効果をその都度、より意識的に浸透させるためであり、シャバアサナ中のプラナヤマで、心と体のバランス感覚も取り戻すことが可能です。
シヴァナンダヨガのポーズには、ダヌラアーサナがあります。背中のストレッチや猫背改善、お腹を刺激するので脂肪燃焼にも効果があります!
【シヴァナンダヨガのポイント】
・デットクス効果・集中力アップ・柔軟性アップ・インナーマッスルを鍛える効果、筋力アップ・リラックス効果
ヴィンヤサヨガのヴィンヤサとは、サンスクリット語で「(vi)特別な方法」「(nyasa)配置する」という意味です。
「ヴィンヤサフローヨガ(Vinyasa Flow Yoga)」といった言い方もしますので、この「配置する」はポーズ(アーサナ)を途切れなく続けるとも言えます。ヨガのレッスンの中では運動量がとても高いので、たくさん体を動かしたい人にはぴったりです。
ヴィンヤサヨガのポーズには、ヴィーラバドラ・アーサナがあります。全身の強化、集中力が高まる、肩や背中や首のこりをとる、お尻のぜい肉を取り除く効果があります!
【ヴィンヤサヨガのポイント】
・デットクス効果・集中力アップ・柔軟性アップ・インナーマッスルを鍛える効果、筋力アップ・リラックス効果
スワミ・クリパルによって創設された、伝統的なヨガの神髄を大切にしながら、現代社会に合うように開発されたアメリカ発のヨガである。
完成されたポーズを目指すことよりも、内面で実際に起きていることを受け入れることを大切にしています。このため、自分への理解を深め、人との関係を改善するなど、セラピー的な要素があり、体だけでなく、心を大切にした暮らしを模索する人に静かな支持を集めています。
【クリパルヨガのポイント】
・集中力アップ・自分と向き合える・ヒーリング効果
ホットヨガとはハタヨガから派生したヨガのひとつです。特徴は、室温40度、湿度60パーセント程度の高温多湿な環境でホットヨガは行われます。
室温を高めにすることで、ゆったりしたハタヨガの動きでも体温を高め、有酸素運動の効果を引き出すことが可能です。
ホットヨガではストレッチと呼吸法を中心に、全身の筋肉を動かしながら大量の汗と老廃物の排出を目的としており、デットクス効果もあります。
【ホットヨガのポイント】
・ストレス解消・ダイエット効果・美肌効果・むくみ改善・柔軟性アップ
運動量が多く連続してポーズを取り続けるアシュタンガヨガやパワーヨガ、ハタヨガなどの「陽ヨガ」に対して、ゆったりした動きと呼吸に重点を置いたスタイルが陰ヨガです。
座位や寝位が中心でひとつのポーズ時間が長く、ポーズを通してヨガの根底に触れるのが陰ヨガの目的です。
自分が気持ち良いと感じるところでポーズをとり、気の通り道である経路を刺激してリラックス効果を高めていきます。穏やかな動きではあるものの、筋肉の緊張をほぐすため股関節をしっかり動かしていくので、リンパの巡りにアプローチし下半身を整えるのに有効です。ストレスの緩和やリラックス効果、集中力を高めたい人にぴったりです。
【陰ヨガのポイント】
・リラックス効果が高い・誰にでもできる(ヨガ初心者や高齢者の方にも人気)・集中力アップ・デットクス効果
改めて調べてみると沢山のヨガがありました。
しかし基礎となる部分はラージャヨガであり、そのためにハタヨガが作られたことからどのヨガを実践するかは自由ですが、やはり基盤となっているハタヨガを実践するのが一番良いのだと思います。
実践あってのヨガですので、ヨガを通して正しい知識と技術を伝える必要性があると強く感じました。
様々なことやモノが便利になっているにもかかわらずいじめ差別自殺が多いのは自己解決できていないからだと感じます。
ヨガを通して心身ともに豊かで幸せな方を増やしていく活動を今後進めていきます。
本当にありがとうございました。