全米ヨガアライアンスにおいてE-RYT(Experienced Registered Yoga Teacher)という認定があります。
これは一般的なRYT(Registered Yoga Teacher)とは全く違ったものです。
ヨガインストラクター養成講座を選ぶときに、誰から学ぶかは非常に重要です。十分なヨガの経験と知識を持った先生から学ばなければ資格を取得しても自信をもって教えることができません。
そして、その誰から学ぶかと考えた時の1つの基準となるのがE-RYTとなります。
これは全米ヨガアライアンス認定校のヨガインストラクター養成を指導する先生として最低限持っていなければならないものです。
ヨガインストラクター養成資格で失敗しないように、あなたが受けようとするヨガインストラクター養成の講師、先生がE-RYTを持っているかどうかは必ず確認すべきです。誰がE-RYTなのかわからない、先生の詳細が載ってないヨガインストラクター養成コースは避けたほうがいいでしょう。
但し、E-RYTを持っていれば安心かといえばそうではありません。それはあくまでも1つの基準です。
E-RYT以外でも、その先生が書籍を出版しているかや、その先生のアカデミックな経歴(大学や大学院を卒業など)や、その教室に単に雇われている先生ではなくその教室を代表する先生なのかなどチェックすることは大切です。
全米ヨガアライアンスのRYT(Registered Yoga Teacher)は一般の人にヨガを教えるための認定です。 RYTの認定により、一般の人にヨガを教えるレベルにあることを証明しています。
RYTの認定を受けるには、全米ヨガアライアンス認定校で規定の学習を終え修了書を獲得ることが必要です。その後RYTとして全米ヨガアライアンスに登録することができるようになります。
一方で、全米ヨガアライアンスのE-RYTは、ヨガインストラクターを養成するための指導者としての認定です。先生の先生の認定なのです。したがってE-RYTになるためには、いくつかの条件をクリアしなければなりません(下記参照)。
@全米ヨガアライアンスのRYTとなって2年以上が経過していること。
A全米ヨガアライアンスのRYTとなってから1,000時間以上のヨガの指導経験があること。
特に、Aの条件は非常に重要であり大変なことでもあります。全米ヨガアライアンスの認定を受けている人は数多くいますが1,000時間以上のヨガの指導経験がある人はそれほど多くないかもしれません。
もし全米ヨガアライアンスの認定を目指すのであればE-RYTからの指導を受けなければなりません。
※単なるRYTの人からの指導だけでは全米ヨガアライアンスの認定を受けることはできません!
全米ヨガアライアンス認定のRYT200で、そのすべてをE-RYTから受けなければならないということではありません。
★2019年に全米ヨガアライアンスの方針が大きく変更になるとの発表がありました。その大きな変更の1つは資格のあるE-RYTからコース全体の75%以上を学ばなければならないということです。
全米ヨガアライアンスのRYTからの指導とE-RYTから指導を受けるのとでは、その指導経験や知識など大きな違いがあるのは言うまでもありません。
またE-RYTは1年更新制なので、その人が毎年更新し、全米ヨガアライアンスに登録しているかは重要です。例えば2019年はE-RYTとして登録していても、2020年に登録していなければ、その人はE-RYTではなくなっており、その人からいくら指導を受けても全米ヨガアライアンスの認定を受けることはできません。
E-RYTになるとそれを証明するカードをもらいますので、それを見せてもらい資格有効期間を確認することができます。
「超美人ヨガ(AnandaYoga)」代表であり、ヨガインストラクター養成の指導者でもある代表のUpkar(ウプカル)は、もちろん全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成指導者(E-RYT)です。さらに2019年までにヨガインストラクター養成の指導経験が6,000時間以上あります。
※この指導経験は一般のヨガクラスではなくヨガインストラクター養成クラスでのものだという点は重要です。
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