全米ヨガアライアンスの認定校(RYS)で、全米ヨガアライアンスの基準に従ったプログラムを修了すれば、ヨガインストラクターとして全米ヨガアライアンスに登録することができます。
そして、その全米ヨガアライアンスに登録したヨガインストラクターをRYT(Registered Yoga Teacher)と呼びます。
全米ヨガアライアンス認定校(RYS)でヨガインストラクター養成コースを受講し、修了したそのままで、自動的にRYTになれる、全米ヨガアライアンスに登録されるわけではありません。
あなたが受講した全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター養成コースで、ヨガインストラクターとしての資格認定書をもらうことができます。そしてその認定書により、全米ヨガアライアンスへの登録が可能となります。
全米ヨガアライアンスに登録するかどうかは、各自の判断で行うことになります。
また全米ヨガアライアンスの更新も各自が行います。
登録方法:
全米ヨガアライアンスのホームページからオンラインで行います。
登録費用:
2019年での、初期費用として、年会費が65USドルと登録費が50USドルの合計115USドルです。また年会費は毎年必要です。 費用についての大きな変更はありませんが、各自ご確認ください。
全米ヨガアライアンスへの申込みを済ませ登録が完了すれば、全米ヨガアライアンスのホームページにあなたの情報が掲載されることになります。
全米ヨガアライアンスのホームページの所定のフォームにあなたの名前などを入力し検索すると、登録されたあなたの情報が出てきます。 したがって、ヨガインストラクターを探している学校などから連絡があるかもしれません。
残念ながら全米ヨガアライアンスに登録してもそれほど大きなメリットは無いかもしれません。
世界中に数多くの全米ヨガアライアンス登録者はいますが、日本では何人くらいいるのでしょうか?
全米ヨガアライアンスの資格の中でも、最も標準的なRYT200で見てみましょう。
2019年7月時点で日本での登録者数(RYT200)は1499名となっています。
また過去に調べた情報で言えば、2010年で707名が登録されていました。 この約10年で全米ヨガアライアンスRYT200は約2倍となりました。
全米ヨガアライアンス認定校(RYS)がこの10年で10倍に増えていることを考えると2倍というのは当然の増え方でしょうか。
但し、これは全米ヨガアライアンスに登録している人の数だけです。 全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクター養成資格コースを修了すれば全米ヨガアライアンスへの登録ができるようになりますが、それはあくまで任意、各自の判断なので、当然登録しない人もいます。
また一度登録したとしても、更新しなければ、登録者数から削除されます。 したがって、2019年時点での登録者数は1499名となっていますが、全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター養成を修了した人は、その数倍になるかもしれません。
全米ヨガアライアンスに登録することによって得られるメリット(利点)はそれほど多くないようです。
例えば、どこかのヨガ教室やヨガスタジオで働くことを考えた時、果たして全米ヨガアライアンスの登録は必要でしょうか。
結論から言えば必要ないでしょう。
なぜなら全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクター養成コースを修了すれば認定書がもらえるからです。それを示せば、全米ヨガアライアンスに登録していてもいなくても、採用する側からすればそれほど大きな違いはありません。
いくつかの全米ヨガアライアンス認定校では、積極的に全米ヨガアライアンスの登録を進めているようです。そして登録者が多いことを宣伝として使っているようです。しかし「超美人ヨガ(AnandaYoga)」ではそれほど積極的に生徒さんへの働きかけはしていません。
なぜなら、先ほども触れましたが、費用は毎年必要となりますが、登録すること(RYTになる)ことによるメリット(利点)がそれほど大きくはないからです。生徒さんのことを考えると、RYTへの登録はメリットよりも負担の方が大きいでしょう。
必要になれば登録するというスタンスをお勧めしています。
RYTとして登録していても実力がなければ、ヨガインストラクターとして活躍は難しいでしょう。逆に、全米ヨガアライアンスに登録していなくても、さらに、全米ヨガアライアンスの認定がなくても、ヨガの実力があればヨガインストラクターとして活躍できます!