プラーナーヤーマとは|超美人ヨガ

プラーナーヤーマ(Pranayama)

ヨガにおけるプラナーヤーマについて

「超美人ヨガ(AnandaYoga)」に参加されたかたに話を聞くと、よく言われるのが「呼吸がすごい!」と言うことです。 

どうすごいのかとさらに聞くと、「エネルギーが体中を回っていくのがわかる」というのです。 

実際超美人ヨガのクラス終了後、多くのかたがそれを感じ、汗はそれほどかいていないにもかかわらず、心と身体が奥から、すごく気持ちの良い状態になっているようです。

これは、超美人ヨガでより綺麗に、より美しくなれる秘密の1つです。

現在、数多くのヨガ教室、ヨガスタジオがありますが、ヨガのアーサナ(ある種のポーズ)が中心に行われているところがほとんどで、「超美人ヨガ(AnandaYoga)」でやっているような、ヨガの呼吸を使った技術であるプラーナーヤーマを実践しているところはあまり無いようです。 

また、プラーナーヤーマを実践しているヨガ教室でも、それを間違って行っているところが多くあるので注意が必要です。なぜならプラーナーヤーマは、アーサナ以上に慎重に行わなければならないヨガの上級技術だからです。

ヨガの上級技術であるがゆえに、それを正しく行わなければ、十分な効果を得ることが難しいものです。もしそれを適切に行わなければ、効果はほとんどありません。それどころか体調を崩すなど悪影響さえあります。

プラーナーヤーマは、その基礎や理論からしっかり学ばなければなりません。プラーナーヤーマは、アーサナ以上にそのプロセスや、そのための準備が非常に大切です。 

プラーナーヤーマ全体の体系的な理解が必要です。

体系的な理解のためには、以下のような点に注意しながら学んでいきます。

「ヨガクラスの中で、どのタイミングで行うべきか?」

「レベルに合わせて(初級者、中級者、上級者)、どのプラーナーヤーマを行うべきか?」

「ヨガ体系全体におけるプラーナーヤーマとは?」

例えば、あるヨガスクールでは、プラーナーヤーマの中でも最も重要な技術の1つであるナディーショダナー(片鼻プラーナーヤーマ)を、クラスの最初に行っていたようです。この使い方は完全な間違いです。ナディーショダナーはクラスの最後に行うべきものです。

なぜこのような間違いが行われるのかと言えば、そのヨガインストラクターが、「プラーナーヤーマとは何か?」また「ナディーショダナーとはどのような技術か?」を全く理解していないからです。

ヨガインストラクター養成講座に参加すれば、いくつかのプラーナーヤーマを学ぶことはできますが、体系的に学べるところは少ないようです。ヨガインストラクター養成を選ぶときは、プラーナーヤーマを体系的に学べるところを選びましょう!

(※プラナーヤーマというのは一般的な呼吸法ではありません。呼吸はあくまでも手段で、目的はプラーナです。)


プラーナーヤーマの重要性

私たちが一般のヨガスクールなどで行ういろんなアーサナ(ポーズ)は、ヨガ科学全体のほんの1部分にすぎません。 

アーサナをやっているだけでは、ヨガの良さを味わうことができません。

ヨガのすごさは、アーサナ(ポーズ)ではなく、プラーナーヤーマやメディテーション(瞑想)の技術によって体感することができます。

ヨガの本当の良さを実感したければ、アーサナ、プラーナーヤーマ、そしてメディテーション(瞑想)の理解と実践が必須です。その中でも、プラーナーヤーマの技術は非常に重要です。

ハタヨガ(HathaYoga)では、プラーナーヤーマを完成すれば瞑想をする必要がないと述べています。

これはすごいことです。なぜなら瞑想は、古代よりヨガの技術で最高のものだと言われています。それは現在でも変わりません。しかし、その最高の技術である瞑想も、プラーナーヤーマを完成すればする必要がないというのです。

そうするとハタヨガで最も重視されるのは瞑想ではなく、プラーナーヤーマと言うことになります。

プラーナーヤーマは、それほど重要な技術なのです。

単にアーサナ(ポーズ)をやっているだけでは、それはヨガをやっていることにはなりません。アーサナは、ヨガ全体で考えた時、あくまでも準備的な技術です。アーサナの後は、プラーナーヤーマの実践が必須です!


プラーナーヤーマの力

ヨガのアーサナ、体を動かすことは、表面的な部分での効果が中心になります。 

ヨガ本来の効果である、心(こころ)と身体(からだ)の奥から純粋に、綺麗にしていくことは、アーサナだけでは得ることは難しいです。

ではどうすればいいのでしょうか?

その答えはプラーナーヤーマにあります。

プラーナーヤーマにより、呼吸を動かすことで、私たちのより深い部分、心と身体の奥へとアプローチすることができます。

プラーナーヤーマの実践によりプラーナ(エネルギー)の状態が良くなると、自然に身体が良く動くようになります。今までできなかったアーサナ(ポーズ)ができるようになるでしょう。それはプラーナの力によります。

さらに、メディテーション(瞑想)を行えば、より深い部分の不純なものを消していくことができます。


プラーナーヤーマ2つのカテゴリー

超美人ヨガのヨガインストラクター養成講座では、2つのカテゴリーのプラナーヤーマを行います。 

それはPre-Pranayama(準備的なプラーナーヤーマ)とPranayama(本格的なプラーナーヤーマ)です。

体系的にプラーナーヤーマを理解し、実践するためには、この2つのカテゴリーを分けて学ばなければなりません。

多くのヨガインストラクター養成講座では、準備的な技術であるPre-Pranayamaが行われていません。

これでは、正しいプラーナーヤーマの実践ができず、生徒の方に良い効果でななく、悪い影響が出る場合があります。

準備的な技術を習得せずに、いきなり本格的なプラーナーヤーマを行っても十分な効果を得ることはできません。

ヨガインストラクターとしては、まずは準備的なプラーナーヤーマを習得しましょう!

そうすれば、プラーナーヤーマを正しく行うことができ、その効果を十分に得ることができます。


超美人ヨガのプラーナーヤーマ

超美人ヨガインストラクター養成では、ヨガインストラクター養成YTT200で、準備的なプラーナーヤーマと本格的なプラーナーヤの2つのカテゴリーを学ぶことができます(下記)。

準備的なプラーナーヤーマ(初級レベル)
 ・Natural breathing(ナチュラルブリージング)
 ・Abdominal Breathing(腹式呼吸)
 ・Thoracic Breathing(胸式呼吸)
 ・Clavicular Breathing(鎖骨呼吸)
 ・Yogic Breathing(ヨギ呼吸)

プラーナーヤーマ(中級レベル)
 ・Nadi Shodhana Pranayama(ナディショダナ)
 ・Bhramari Pranayama(ハミングビー)
 ・Ujjayi Pranayama(サイキックブレス)
 ・Kapalbhati Pranayama(カパラバティ)

パワープラーナーヤーマ(上級レベル)
身体の動きと呼吸を合わせて行うパワー系のプラーナーヤーマです。
体のバランスを意識しながらも、呼吸に合わせて、比較的大きな動作を行う呼吸テクニックです。

(※ヨガのアーサナをやるときにも、呼吸を意識しますが、それは上記のプラナーヤーマとは全く違ったものです。)


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