ニューデリー国際空港に到着しました。
以前、インドに入国したのは、1年以上前になりますが、飛行機から降り、空港に入ったときインドの独特の”におい”で「あ〜、帰ってきた」と思いました。
インドへ行ったことがあるかたなら、わかると思いますが、その”におい”というのが言葉では何とも表現しにくいものなのですが、”生きてる”といった感じのものです。
それは、決して嫌なものではなく(嫌いなひともいるでしょう・・・)やさしく、でも生き物くさい感じがするものです。
インドは良くも悪くも、いろんなものがそのまま残っています。 日本や欧米と違い、すべてが綺麗に整っていません。 逆にそれが私たちに懐かしい感覚を生み出してくれます。 人間本来もっているものを蘇らせてくれるのかもしれません。
日本を含めた欧米、いわゆる先進国と言われている地域は、洗練された、効率的な生活が行われています。 しかしその一方で大切なものを失っているのかもしれません。
世界一幸せな国としてブータンが時々引用されます。 ブータンは決して先進国とは呼べません。 ただそこには幸せがあります。 不思議ですね。
空港につくと、まずしなければならないのが日本円からインドルピーへの両替です。
入国審査(何にも聞かれなかった・・・)と関税検査(申請するものがなければ、紙をわたすだけ)をすませゲートを出るとすぐ右側に両替するブースがいくつか並んでいます。
両替するときに注意したほうがいいのは、commission(手数料)を取られるところと、no commission(手数料無料)のところがあることです。
これまでの経験から、この違いは、両替商と銀行との違いだと思います。
正式な銀行では手数料を取られないのだと思います。
関税を抜け右側にあるいくつかのブースのうち、一番右側だけが銀行で確か、"State Bank of India"だったと思いますが
そこで両替するのがいいと思います。
ちなみに、そこではNo Commissionと小さな案内板がでていました。
よくわからなければ、”No Commission?”と聞いてみてください。
英語の話になりますが・・・
”No Commission?”と聞いて、相手がNoといえば、No Commission(手数料なし)の意味です。
相手がYesといえば、Commission(手数料あり)の意味です。
日本語と逆になりますので、気をつけてください。
このインドでの両替で失敗したことがあります。
それは、うっかり両替をせずに空港から外へ出てしまったのです。
普通で考えれば、また空港へ戻って両替したらいいと思いますよね。
私もその時そう考えました。
そして空港へ戻ろうとしました。
しかし、空港へは入ることができませんでした。
日本と違って、インドの空港はボーディングパスを持っていなければ入ることができないのです。 私は到着(入国)したところでしたので出発(出国)でのものは持っていません。
もしかしたら何らかの方法があるのかもしれませんが、その時の私には思いつきませんでした。
皆さんは絶対に両替を忘れないでくださいね。
ではその後の私は・・・つづく
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